ぎりぎりフロッピー

あまりに物忘れが激しいので外付けHDの一つとします

計画は大体狂う

自分で稼いだお金で好き勝手生きたかったので人生に結婚という選択肢はなかったのに、面白すぎる人間と偶々出会ったからうっかり結婚した。
避妊をしなかったんだから妊娠するのは当たり前だけど、人の親になる心の準備ができていたかと問われたら、まるでできていなかったと答える他ない。
今の部門は産休や育休に理解がある同世代の同期に囲まれて、仕事も量はあれど決まったルーチンが存在するので、ストレスでおかしくなっている人が全くいなくて大変やりやすいが、定年と平均寿命がほぼ同じの弊社で、こんな環境で勤められることはきっと二度とない。
 
最近ずっとライフプランを考えていて、将来のお金についてめちゃくちゃ不安になる。
安定性はあるものの利率がほぼない昔ながらのやり方を重視する夫と、多少のリスクはあれどもっと利率が高い方に行きたいわたしとでは大体話が合わない。歳上である夫の方が早く定年を迎え、家計と老後を支える主軸はわたしになることに対する不安を抱えているが、夫がそれを理解している様子はない。今は子供もおらず、共働きであれば多少はゆとりある生活を送れているけれど、今後子供ができたら、それを「価値観の違いだね〜」と受け流して、個々のやり方を尊重できるだけの精神的な余裕が残っているかはわからない。2人ならそこそこ上手く運営できていた小さな国が今後どうなるかわからないのがとても不安だ。
実際に一番不安なのはそこだと思う。コミュニティに新参者が来て、時間とお金に大きな制限がかかった時、わたしは果たして相手を思いやれるだけの精神的な余裕を残すことができるのか?
 
とか色々考えててもね、実際に始まってみないとわかんないよね。わたしは結構「現状の良い点を見つけて満足する」の(諦めとも言える)技能が高いと思っているので、なるようにしかならんでしょう。この楽観的な性格は母から引き継いだ良いところだと思います。
いくらライフプランを立てようとね、人間死ぬ時は死ぬし、うっかり長生きしちゃうこともあるし。わたしが重視すべきは死ぬ間際に「色々文句言ったけどそこそこ楽しい思い出の方が多い人生だったな」と振り返れる程度に、自分を楽しませてやれるように生活することだなって思ったね。
 
あと、ここ数年やっていることだけど、好きな人には生きているうちに感謝とか好意を伝えておくべきだし、手助けを必要としている友人には自分ができる範囲で助けていこうと思った。これは別に感謝で繋がる良好な人間関係❤️みたいなやわらか思想だけの話じゃなくて、他者を助ける精神的な余裕ってわたしの場合は経済的余裕がある時だけだからです。自分が理想とする善人を演じるためには金が必要。自分のクソさを理解した上でできる限りの善人を演じたいと思っているし、善人を上手くやれた時に大きな満足感があります。世知辛いけど頑張る理由になります。ずっと経済的に自立した人間でありたいよ。これを定期的に自分に言い聞かせないと、個別の理由で経済的な自立を手放した人たちに対してすごい嫉妬を抱えることになる。誰かの人生の選択にケチつけることが人間として大変よくないことだと理解している。
 
いつもにまして支離滅裂だ。何が書きたかったのかわからない。なんでも良いから気分転換にキーボード鳴らしたかった。そうでもしないとやってらんねえよ。よく人生相談に乗ってくれて、仕事でも頼りにしていたチームリーダーの訃報の連絡を受けた朝でした。これからどうなっちゃうんだろうな。