ぎりぎりフロッピー

あまりに物忘れが激しいので外付けHDの一つとします

親になる

※ 出産の話と見せかけて、ゲロとかうんことか汚い話が多いです。

 

二月の下旬から妊娠高血圧症候群で緊急入院し、つい先日出産を終えた。一時期は血圧が190/110になり頭痛も酷かったので、血管が破裂して死んじゃうのかなあと心配しましたが、なんとか生きています。

生まれて初めての入院が一ヶ月もの長期に渡るとは思っていなかったけど、入院先の病院の設備が綺麗で、減塩食もとても美味しくて、スタッフの方々がよく世間話を振ってくれて、入院中に友達もできて、夫も仕事で忙しいなか洗濯や本の差し入れなどをしに来てくれたりしたので、あんまり苦じゃなかった。むしろ今こうして実家に帰省してからの方が寂しいくらいである。多方面に感謝でいっぱいです。

 

4月中旬に無痛分娩を予定していましたが、血圧が下がらないこと、血小板の減少スピードが上がっていることから、お医者さんと相談して一ヶ月前倒しでの計画分娩となった。出産日の前日のお昼まで元気モリモリでご飯を食べていたけど、陣痛促進剤を打ったその晩にひどい陣痛に襲われ、ベッドに横になったまま噴水のように嘔吐し、自分の吐瀉物を頭からかぶるという貴重な経験をしました。顔から髪の毛から背中までたっぷりゲロまみれになり、ご飯を全部食べたことを少し後悔した。もっと緊張してご飯も喉を通らない状況ならここまでひどいことにはならなかったかもしれない。三回くらい固形物を吐き、以降は胃に物が残ってなかったのでずっと胃液だけ吐いてた。

陣痛がひどくなってきたので、麻酔の投与をしてもらったけど、背中の一部だけ麻酔の効きが悪くて、痛みが消えずにずっと叫んだり暴れたりしていました。麻酔使わない人たちはこの倍以上の痛みを耐えてたのかと思うと凄すぎる。人生で最も痛みを感じた時間だった。経産婦の友人から「痛みの継続時間は1分くらい」と聞いていたので、白目を剥きながらずっと時間をカウントして耐えてた。そういう妖怪いそうだよね。夜道で会ったら泣くかもしれない。

出産当日は立ち会う家族に自分で電話しなくてはならないのですがあまりに辛すぎて夫が電話に出た瞬間「死ぬかも」だけ伝えてすぐ切った。通話履歴見たら4秒だった。不穏すぎる。

ゲロ汗まみれで痛すぎて立ち上がれず、陣痛室から分娩室までは車椅子で連れて行ってもらった。道中、他患者の夫らしき男性がいたので、よく見とけよ、お前の妻も同じような苦しみを味わうんだぞ、ちゃんと支えろよ、と念を送った。

しばらくしても出産が進まなかったので、助産師さんに息みかたを指導してもらいながらお医者さんから「これで出なかったらもう帝王切開するしかないからね〜」と脅されたのが怖すぎて、必死に息んだところ、空気を読んだ赤子がなんとか出てきてくれて無事に出産となりました。元気に泣いている声を聞いたら、いつの間にか号泣していた。

 

わたしはどちらかというと出産とかに対する感情が淡白な人間だと思っていたので、自分が号泣しているのが意外だった。言い方が悪いかもしれないけど、約九ヶ月も自分の臓器の一部だったものが突然、別の個体として活動を始めたことにすごくびっくりした気持ちもあった。生き物ってすごいなあ。

 

お医者さんが私の切れた股間の縫合をしながら「奥さんは長期の入院だったのに一度も泣き言言ったり脱走したりしなくて偉かったねえ〜」と褒めてくれたので「ご飯がおいしくて…」と体力尽きて半分寝ながら答えたところ、今のシェフは歴代シェフの中で一番の実力者であることやお医者さんの出身地や応援してるバスケチームの話を次から次へと話してくれて、股間の縫合ってこういうラフな感じで進むんだなあとなんだか面白かった。後日の経過観察でも治りかけの股間の傷口を鏡越しに見せられて「見てよ〜!すごい綺麗な傷跡でしょう!ここまで綺麗な傷跡なかなかないよ!僕の自信作✌️」と褒め(?)られたので、私の主治医はちょっと変わった人だったのかもしれない。

 

股間を縫われる痛みというのは全く感じなかったけど、その後にやってきた後陣痛がひどくてかなり吐きました。うんこも漏らした。付き添ってくれた夫に「やばい、うんこ漏らしたかも」と伝えたところ「自分も社会人になってからうんこ漏らしたことあるから大丈夫だよ」となにも大丈夫じゃない告白をしてくれた。きっと気を使ってくれたのだと思う。知能指数が著しく下がった頭で「お揃いだねえ」とだけ返した。うんこを漏らした告白をしても、ずっと手を握って「ありがとう」と「ごめんね」と「がんばれ」を言い続けてくれた夫を見て、結婚してよかったなあと思った。

 

出産の翌日から新生児との同室が開始。点滴やら麻酔の差し込み口やら色んなチューブを生やし、着替えたとはいえゲロ吐いてうんこ漏らしてから一回もシャワー浴びれずゴミ捨て場のような臭いを漂わせたまま新生児の世話が始まるんですね…もっと一息つけると思っていたわたしが甘かった。助産師さんからおむつ替え、ミルク作り講習があったけれどあまりにも簡単そうにテキパキこなして展示のあとすぐはいスタート!だったので、初めて変身ステッキ渡された魔法少女だって戦闘前にもう少し説明してもらえるのでは?と思った。3〜4時間おきにミルクをあげないと死ぬかもしれない生き物、あまりにも脆弱すぎて不安になる。可愛いなあとか思うこともあるけどそれ以上に殺してしまったらどうしようの気持ちが先行する。疲れ果てて3時間のアラームを寝過ごした時は冷や汗かきました。他者の命を預かる事実が重すぎる。赤子は母乳の飲みっぷりが悪かったので、不安になって助産師さんに相談した。助産師さんが情け容赦なく赤子の口に指を突っ込み「君は飲み方が下手だね~!この舌遣いを覚えるまで帰れないからね!」と笑っていた。赤子は爆泣きしていた。生後三日でブートキャンプさせられる赤子に少し同情した。

 

退院前日の夜はオプションでつけたお祝い膳が出た。高級ホテルのディナーコースかと疑うほどのゴージャスな夕飯でびっくりした。フィレステーキとかフォアグラとかでた。生ハムは昨夏にスペインに行った時以来だったので、あまりに嬉しくて5分くらいずっと噛んでた。

 

術後五日で退院。赤子は黄疸の数値が高いことから、数日は病院で預かってもらうことに。実家に顔を出して寿司を食べてから自宅に帰宅してダラダラしていたら、病院から「緑色の吐瀉物があったため、市内の総合病院に搬送します」との連絡が。大慌てで指定された病院に行ったところ、早すぎたようで1時間くらい廊下のソファで待った。詳細は到着してからと言われたのでどんな状況なのか分からず、もしかして今朝抱き上げたのが最後の接触になるのか?とか考えてずっと泣いてしまった。救急隊に搬送されてきた赤子は透明のお神輿みたいなケースに入れられててモゾモゾ動いていて、まだ生きていることに一安心した。新生児科に運び込まれて少ししてから、看護師さんから大事ないことを聞かされて、安心してまた泣いた。黄疸の治療のため、目隠しをされて青色の光線を当てられている姿は、キャプテンアメリカの超人兵士計画とかの、アメコミヒーローの肉体改造シーンみたいでかっこいいなとか思った。

 

赤子は精密検査と経過観察を経て、まもなく帰ってくる。子供が生まれたら無条件に可愛く感じるものだと思っていたけど、自分の愛情がそこまで深いのかは自信がない。最近は乳幼児の窒息事故のことを調べてひたすら不安になる毎日である。夫は面会に一人で行った日、少し泣きながら電話をよこした。産後、彼が初めて子供を抱いた日だった。親になれて嬉しいこと、わたしに対する感謝の言葉を何度も伝えてきて、愛情深い人間だと思った。わたしは正直、まだ親になった感覚がわからない。大切にしたいとは思うけど、死なせてしまったら立ち直れないだろうから、ブレーキをかけている気もする。母親になったらありとあらゆる困難を子供のために乗り越えるタフなスイッチが入るなんて嘘っぱちだなあと思った。そしてそれに少し安心している。出産を経て自分の中身がガラッと変わってしまうなんて、恐怖だ。

わたしはいつも最悪を考えて、それよりもちょっとマシな結果に安心しながら生きている。きっとそれはこれからも変わらない。他の親や夫のように、子供を深く愛せるかもわからない。でも、自分の臓器の一部だったものが、今や独立した生き物として生きていることはすごいことだ。生き物として、色んなことを経験して、色んな人と出会って、色んな価値観を知ってほしい。できるだけ苦痛なく健やかに生きて欲しい。そのために経済的な援助や、心理的な安全領域として機能できる存在であれるように努めていきたいとは思う。わたしと子供は別の個体であることを忘れずにいたい。できる限り他者として尊重したい。これが愛情なのかはわからない。

それから、今後のわたしの人生が「子供の親」だけに終始するのではなく、夫を幸せにして、自分の趣味や交遊関係も引き続き楽しめるような豊かなものにできたら最高だなと思う。それを贅沢だと思わなくてもいいくらい、バランスよくいきたい。

わからないことや不安だらけで願ってばかりだ。なんとかなるといいな。ならなかったらひとつの生命を殺してしまう。責任重大だ。すごく怖い。ただ、やるしかない。

現代社会の子育ては人類史的に見ても異常

『ママたちが非常事態!?最新科学で読み解くニッポンの子育て』という本を読みました。産後の精神状態や育児に対する不安を、科学的なアプローチで納得させてくれる本でした。これこれ、こういうのが欲しかったんだよ。子育て本って「妊娠、出産とともに母性が生まれ、全てが喜びに変わっていく」みたいな宗教チックなものが多くていつもビビっていた。わたしは妊娠8ヶ月だけど母性とかほぼ自覚ないからね。本書は「人間は他の動物に比べて筋肉も体力も劣っていたからこそ数を増やして社会性を重視する生存戦略をとったし、二足歩行を選んだから骨盤が変形して産道が狭くなって、他の動物に比べて未熟な状態で出産するしかなかったから今こうなってるんですよ」と言ってくれて大変救われました。

本の感想文というか、内容で共感したり引っかかったりしたところを備忘録として残しておく記事です。今後出産や育児で大変な目にあっても、子供の態度や自分の心境の変化にも科学的な根拠があるとわかっていれば、ある程度納得して受け入れられるかなあって感じです。

 

【社会の変化に脳が追いついてない】

・出産後の母親は脳の上側頭回(子供の泣き声に敏感になる)、内側前頭前野(育児に喜びを感じる)、運動野(意思決定、行動力が向上)などの脳の30箇所以上が肥大化する

→これは作中で「女性は出産を経てスーパーウーマンになる」と述べていた科学者がいたけど、個人的には「ボコボコに殴られて顔が変形した」みたいなもんじゃないかなと思っている。育児ストレスのせいでそうならざるを得なかったんじゃないか?まあ、ものは言いようということで。

・出産が近付くと通常時よりも何百倍もの女性ホルモンが放出され、幸福を感じやすくなるが、出産した瞬間からそれが通常時に戻るので、不安や孤独を感じやすくなり、産後うつの原因の一つとされている。

・700万年前に生まれた人類はチンパンジーのような強靭な筋肉もなく、木登りも得意ではなく、常に外敵に狙われていたため、失われる命を想定して、多くの子供を産む必要があった。(=他の猿に比べて次回の出産ペースが早い)

・多くの子供を育てるため、自分の子供も他の子供も関係なく授乳するなど、群れの中で協力して子育てを行う「共同養育」が基本となる。

・共同養育を行うため、相手を深く信頼する必要があり、より高度な社会性を獲得していったのではないか(という仮説がある)

・出産後に女性ホルモンがすぐ通常値に戻って孤独や不安を感じやすくなるのは、共同養育を行う(仲間と一緒にいさせる)ための脳の仕組みの名残。

現代社会は核家族化や地域コミュニティの希薄化などで共同養育ができない。だが人間の脳の仕組みは共同養育向きの作りから急速に変化することもできない。このミスマッチから、現代日本の母親の7割が子育て中に孤独を感じ、産後うつなどになる。

→産後もしっかり女性ホルモン出して感情を安定させてくれよ!と思っていたので、こういう説明をされると「まあ仕方がないか…」の気持ちになった。

 

【母性は最初から備わっているわけではない】

・人工飼育下で育ったチンパンジーは、出産を経験しても、自分の体から出てきた子供を自分の子供として認識することができず、攻撃したり、育児放棄したりするケースがある。これは野生の群れで暮らすチンパンジーには見られない。

・出産経験のない女性に三ヶ月間、保育園での育児体験を行ってもらったところ、赤子の泣き声や泣き顔に対し、脳の反応する場所が増えていた。つまり、母性というものは最初から備わっているわけではなく、実際に赤子に触れて、育児を経験する中でスイッチが入り、育まれていくもの。

・かつて共同養育が行われていた時代は、他者の出産、育児を間近で見ることができたので、このスイッチが入りやすい環境だったが、現代はそういう機会が減ったため、母性を育むことについては不利な環境にある。

→やたらと母性が神聖視される風潮が嫌だったのでこの話は本当に嬉しかった。というか、やたら母性を神聖視して「産めばわかる!」みたいなこと言う年配の人って核家族化前の時代の人だろうから母性が育まれるのが当然みたいな環境の人だったわけで、なんかずるいよな〜なんの準備もなく突然子育てが始まる現代の人間に同じものを求めないでほしい。

 

【なぜ人間の赤子は未熟なのか】

・夜泣きが起こる原因は胎児の頃の睡眠リズムが継続しているから

・胎児は30〜40分の浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返し、浅い眠りの時に数回目を覚ましている。

・胎児は母親の酸素を消費して生きているため、母親の肉体に負担をかけないよう、母親の酸素消費量が減る夜間帯に、目を覚すことが多い。

→気遣いご苦労!なんかこういうの読むと、10ヶ月間ずっとこっちの体を気遣ってくれたんだから、夜泣き大変だろうけどなんとかこっちも気遣ってやるか、の気持ちになるな。いや、実際夜泣きが始まったらグロッキーになるのは目に見えているけど。

・大半の動物は生まれた時の脳の大きさも機能も大人と変わらないが、人間の赤子は大人の脳の3分の1サイズであり、機能も未熟。それは、人間が二足歩行を選択し、骨盤の形が変形し、産道が狭くなったことから、人間の赤子は未熟な状態で生まれざるを得なくなった。

・人見知りについても、脳の未発達が原因。

・一般的に動物は目を合わせること=威嚇や攻撃の前段階=緊張や恐怖を感じる

・人間も他の動物と同じ緊張や恐怖を感じるが、社会性を重視する生存戦略をとっているため、その恐怖などは前頭前野で押さえ込んでいる。

・人間の赤子は、自我が芽生えて他者に興味を抱くものの、前頭前野が未発達なので、恐怖に負けて泣き出してしまう。つまり、人見知りをしてよく泣く赤子は他者に興味津々である。

・人見知りする赤子と触れ合う際は、赤子と親しいもの(母親)と親しくする姿を見せ、最初は目を合わせずに距離を近づけていくとよい。

→人間の赤子、アホすぎてかわいいな。近づき方が犬と似ているのもなんかいいね。

・イヤイヤ期は前頭前野(抑制機能)の未熟さで起きる。その際に怒るばかりだと、前頭前野ではなくへんとう体(恐怖を感じる部分)で欲求を無理矢理押さえつけていることになるので、前頭前野の発達につながらない。

・自主的に我慢させ、抑制機能を育てる必要がある。

・具体的な目標をもたせ、自由に遊ぶことを我慢させ、何をすれば良いか自分で考えさせることが有効。

→ここらへん読んでると、前頭前野の萎縮が他の同年代より早いと診断された父のことを考えました。抑制機能、落ちてきているんだろうな。具体的な目標をもたせた方がいいんだろうか。

 

【産後クライシスについて】

・愛情ホルモンとして有名なオキシトシンは、子育てを邪魔するものに対して攻撃的になる働きもある。

・男性は女性に比べて、出産後の脳の肥大化などは小さく、泣き声に過敏な反応をする女性からすると、不慣れで手際が悪く、無関心に見えやすい。

・結果、育児に不慣れな夫に対して攻撃的になり、攻撃された夫は育児に非協力的になる悪循環。

・共同養育は直接的な育児だけでなく、目に見えないところでも役割分担して一緒に養育してくれているという意識が必要。

→男性にも(女性と比べて小さいものの)育児に適応して脳の肥大化が起きるという実験も掲載されていて、確かに、と思った。父母学級参加してから、夫の育児に対する真剣さが増した気がする。それまでは「子供楽しみ🎵」みたいなハピハピ男だったのが、「ちゃんと父親できるのか不安になってきた…」とよく漏らすようになり、良い傾向だなと思っています。

 

そんな感じでした。この記事を書く前にすでに一回、引用のページとか文章とかをきちんと体裁を整えた記事を作っていたのですが、Googleドキュメントのファイルがうまく同期できずに白紙になってしまった。もう一度、きちんとした文章にする元気はないので、引用した文章は省略が多く、若干のニュアンスの違いとかあると思います。すごくいい本だったので、もし気になった方がいたら、ぜひ読んでみてくださいね。

 

良い時間割を求めて

まじで何もしないまま2月になっちゃった。会社のお休みが始まったのがだいたい1月上旬だったので本当に何もしていないし、社会とのつながりが希薄になってきていて友人と会っても手持ちの話のネタがすこぶる減ってきて、このままだと良くないし、いっちょなんか資格勉強でもするかあと思ってファイナンシャルプランナー3級の勉強を始めました。簡単!とか言われているけど勉強嫌いな人間にとってはめちゃ難しい…仕事で今後役に立つかと言われたら別に立たないだろうけど、生きていく上では多少役に立ちそうだし…頑張って続けます。

 

現在使っている教材はTACが出している「みんほし」シリーズの教科書と問題集、あと予習としてYouTubeのFP3級爆速講義を見てます。

教材費は2冊で3000円くらい。受験料8000円。安いね。

2月29日までやっているきんざいのCBT方式の試験を受けようと思っているので、もう一ヶ月ないかと思うとちょっと焦ります。ま、まあ落ちても知識は役に立つから…

 

ここ数日、自分に適した時間割を探して色々やってみたのですが、今日の朝の時間割が割と合っていた気がするのでメモ。

 

5時30分 起床、洗顔など

5時45分 前日YouTubeの講座で予習した部分(1セクション分)の問題集を解く

6時10分 問題集でわからなかった部分を教科書で復習

6時45分 朝食をとりながらYouTubeの講座を見る

 

あくまで体調が良かった日の時間割だからこの通りにはいかないだろうけど、順番としては動画で予習→問題集→教科書で復習→食事の回し方が一番いい気がする。最近はご飯を胃に入れると腹痛が発生して集中できないことが多い。

どうせ集中力持たないから講座の動画見終わったら日記書いたり掃除したりブログ書いたりポケモンしたりして、暖かくなってきたら散歩に行き、また勉強…ができたらいいな。自分の怠惰さを見るとあまり期待できないが…でも後三週間くらいしかないのに全体の6分の1しか進んでないので焦らないとダメだよな〜まあぼちぼち…

 

また良い時間割が見つかったら随時メモしていくと思います。がんばろ〜



妊娠中の通勤服

妊娠中の通勤服について求める記事に出会えなかったので、自分用に記事を残します。もし同じような状況の方のお役に立てれば幸いです。

基本的な条件

・勤務中は制服や作業着が定められている職業

・妊娠中は特例として私服での勤務が可能

・私服勤務は可能だけどスカートとかを着るのは憚られる

・ある程度スーツに準拠する堅い服装が好ましい

上記がわたしの求める条件だったんですが、検索すると割とファッショナブルな通勤服の記事ばかりヒットして、なかなか求める情報には出会えませんでした。今時の会社ならそういうお洒落で機能的な服でも許されると思うんですが弊社は価値観のバージョンアップが30年くらいは遅れている上、女性社員がほとんどいないので周りの目がちょっと気になるんですよね。だからパンツ、襟付きシャツのスタイルは継続したかった。ので全部ユニクロで揃えました。

ユニクロで揃えた妊娠中の通勤服

・レーヨンブラウス(長袖)

・エクストラファインメリノVネックカーディガン

・スマートアンクルマタニティパンツ

・マタニティレギンス

西松屋とかアカチャンホンポとかも行ってみましたが、パンツとレギンスに関してはユニクロが価格的に一番安かったかな。レギンスは現在流通しているやつよりも値下げされて990円くらいになっている旧タイプのほうが締め付けが優しくて着やすい。あと、パンツにセンタープレスがしっかりついていて見た目が一番フォーマルなのもユニクロだった。助かります。

ついでに、育休に入った現在(妊娠8ヶ月)の普段着は、西松屋のジャンパーワンピース、アカチャンホンポのマタニティ用タイトスカートをベースに、ユニクロのゆったりとしたセーター2枚とタートルネックのセーター1枚で回しています。下にはヒートテックのインナー。だいたいこの組み合わせで4日分くらいは回せるので楽です。今後さらに腹が大きくなったらわからないけど、どうせ短期間しか着ないんだから、このまま妊婦用の服を増やさずに今の手持ちで回せたらいいな。

 

 

年明けちゃった

気付いたら年が明けていた。2023年の反省も2024年の抱負も決まらないまま…

そんな感じで今年も準備不足で進んでいくんだと思います。

 

去年の年末年始は妊娠中ということで久々に夜勤がなかったので、5連休として家で過ごすことができました。例年、職場の人と疲労困憊の顔で新年の挨拶をするのが常だったから、連休があるって素晴らしいですね。日の出の海ではないけれど元旦に海沿いをのんびり散歩できたのが嬉しかった。連休中は水天宮に安産祈願しに行ったり、友達とトークトゥーミーというホラー映画を見に行ったり、自宅の大掃除をしたり、義実家と実家を梯子しておせちを食べ尽くしたり、実家の大掃除をしたりしました。掃除が多い。自宅も実家もデフォルトで物が多すぎて床が見えない状況だったので、床の見える面積が広がると達成感がありました。今週末の3連休も掃除頑張ろうと思います。古いグッズの類は全部処分する。中古買取店に予約を入れました。やるぞ。

 

まもなく産前休暇に入るので、仕事でやり残したこと、出し忘れの書類がないか、一年後に復帰する前にやらなきゃいけないことリストの作成など、なんだかそわそわして落ち着きません。1人減ったこともあり、負担は確実に増えているはずなのに、苛立ったり、困ったそぶりを見せない上、色々と気遣ってくれる同僚のみんなには本当に頭が上がりません。みんな大人だ。菓子折りはちゃんと高いやつを買っていこう。わたしは人の厚意に対しての返し方がよくわからないのでいつも金に頼ってしまう。

 

年明け早々、地震に飛行機火災と大変なことが続いて、なんだか凄い年明けでした。以前から、システム変更(主にインプレッションの収益化)のせいで、今後は災害が発生してもTwitterに今までのようなスピード感ある情報発信・集約ツールとしての機能は期待できないと言われていたけど、ここまで酷いとは思っていなかった。特にインプレッション稼ぎのために偽の被害情報が投稿、拡散されていること、それ以上に「そういう時代になった」とわかっているはずの人たちまでも偽情報の拡散に加担していることが嫌だった。せめてプロフィールは見に行って直近の呟きの確認くらいしてくれ。心の平穏のため、我慢ができる限りTwitterを離れていたい。そう決めていますがこそこそとリストの犬猫写真は眺めているのでそう遠くないうちに出戻ると思う。

Twitterで得られるもの、満たされるものとして、メモ機能、文章や情報をダラダラ眺めたい欲望とがあり、これはブログやblue skyなどで多少代替可能だとしても、今までにかき集めた、作品や生活の話がなんとなく好きでフォローしている相手というものは代替不可能だから、それだけが心残りです。バベルの塔の住民たちの気持ちってこんな感じだったのかなあ。好きな人たちまとめてブルースカイに攫ってきたいよ。

 

そんな感じの新年でした。三連休の間に産前休暇中のやることリスト作りたい。

銀行のライフプラン相談会に行った

銀行(メガバンク)でライフプラン相談した。

 

土日の相談会に行ったんだけど、待ち合わせ場所に着いたら電話をかけて迎えにきてもらう手筈なのに電話番号を控えて来るのを忘れて結構焦った。係のお姉さんが探しにきてくれてことなきを得ました。二十数年振りに迷子の気分を味わいました。

 

ライフプランというよりも今やっているNISAの見直しがメインだったんですが、NISAは今のS&P500を継続した上で、iDeCoをおすすめされました。漠然としかわかっていないけど、NISAは決められた額内であれば非課税でいつでも引き出せる投資で、iDeCoは原則60歳まで引き出せないけど、給料の総支給からiDeCo投資分がまるっと引かれた状態で所得税がかかるから、所得税として取られる分が減るのでお得な年金て感じなのかな。

銀行の人はもちろん金融商品を売るのが仕事だから、リスクは一応説明するものの、全然大丈夫じゃん!って気持ちにするのが上手いなあと思いました。わたしも推し作品おすすめするときあのくらい魅力的な説明ができるようになりたい。わたしは場の雰囲気にすぐ流される人間なので、iDeCo購入に割と乗り気だったんだけど、後日、投資大好きな同僚に聞いたら「まあまあリスクはあるから私は買っていないですね」と言われて、びびってしまった。銀行員にしろ同僚にしろ、他者の発言にすぐ影響されてしまう。

 

とにかく、銀行でのライフプラン相談は結構良かったです。

・対面で説明してもらえる安心感

金融商品の押し売りは全然なかった

・わからないことを逐一教えてもらえる

・月々の支出で抑えるべき点を教えてもらえる

・土日だから時間を気にせずゆっくり話せる

特に実店舗を持つメガバンクがメリットとしてよく言う「対面で説明」ってわたしはありがたかったですね。現代に適応した人なら場所を選ばず対応してもらえる電話相談で十分とするのかもしれないけど、わたしのようなまだ適応できてない古い人間は、目の前でホワイトボードを使った説明とか紙の資料を出して、書き取りしながら説明してくれるのは安心感がありました。

銀行での相談会ってもっとゴリゴリに商品を売られると思ったんだけど別にそんなことなくて、月々の支出でどこを見直すべきとか、知識のない人間にわかりやすくNISAやiDeCoの説明をしてくれて、結構良かった。保険の分析も依頼してあるので、郵送での回答が楽しみです。銀行が求めるお客さん(の年収)に到達してなかっただけかもしれないが、ハードルはそんなに高くないので社会人でお金のことなんもわからん!先の不安だけある!という人は一度くらい行ってみてもいいんじゃないかな。窓口で土日の相談会とかってあります?て聞けば参加させてくれると思う。

 

今、投資に乗り気なのは、

・積立NISAを1年12万円積み立てして評価損益が2万円でて調子に乗っている

・夫がメガバンクの貯金以外一切やる気がないので自分の方でやるしかないという焦り

からくる物なので、もう少ししたらこの熱も落ち着くのではないか。

積立NISAの成功体験で、わたしは投資に対するリスクを軽視している感じがあるな。まあ、月々1万円だけなので、どうせ手元にあってもろくでもないことに使ってしまうのは目に見えており、給与口座から差っ引かれていく現状はまあまあ良いのではないか?

夫はマネーゲーム全般にアレルギーがあり、わたしが投資をしているのもあまりいい顔をしないが、投資もやりつつ貯金もちゃんとしているし、わたしがやっているのはそこまでリスクが高い物ではないんですよという説明をしてなんとか口出さずにいてくれる。

片方がハイリスクハイリターンをとり、もう片方がローリスクローリターンな状態なのは、まあまあバランスがいいのではないでしょうか。今後もこの感じで行きたいです。

心のゆとりは金の有無と直結するので…

 

とりあえず子供ができてからどのくらい手元に残るお金が変わるのかわからないから、iDeCoやるとしてももうしばらく様子見だな。

 

今のわたしに一番必要なのは

・子供、親の介護、将来的な夫の介護にいくらかかるのか

・そのためには月々どのくらい貯めていくのが必要なのか

・実家のリフォーム時期と予算

という明確な数字だろうなあ。次はauのマネープラン相談を受けようと思っているのでその時に試算してもらうつもりです。

計画は大体狂う

自分で稼いだお金で好き勝手生きたかったので人生に結婚という選択肢はなかったのに、面白すぎる人間と偶々出会ったからうっかり結婚した。
避妊をしなかったんだから妊娠するのは当たり前だけど、人の親になる心の準備ができていたかと問われたら、まるでできていなかったと答える他ない。
今の部門は産休や育休に理解がある同世代の同期に囲まれて、仕事も量はあれど決まったルーチンが存在するので、ストレスでおかしくなっている人が全くいなくて大変やりやすいが、定年と平均寿命がほぼ同じの弊社で、こんな環境で勤められることはきっと二度とない。
 
最近ずっとライフプランを考えていて、将来のお金についてめちゃくちゃ不安になる。
安定性はあるものの利率がほぼない昔ながらのやり方を重視する夫と、多少のリスクはあれどもっと利率が高い方に行きたいわたしとでは大体話が合わない。歳上である夫の方が早く定年を迎え、家計と老後を支える主軸はわたしになることに対する不安を抱えているが、夫がそれを理解している様子はない。今は子供もおらず、共働きであれば多少はゆとりある生活を送れているけれど、今後子供ができたら、それを「価値観の違いだね〜」と受け流して、個々のやり方を尊重できるだけの精神的な余裕が残っているかはわからない。2人ならそこそこ上手く運営できていた小さな国が今後どうなるかわからないのがとても不安だ。
実際に一番不安なのはそこだと思う。コミュニティに新参者が来て、時間とお金に大きな制限がかかった時、わたしは果たして相手を思いやれるだけの精神的な余裕を残すことができるのか?
 
とか色々考えててもね、実際に始まってみないとわかんないよね。わたしは結構「現状の良い点を見つけて満足する」の(諦めとも言える)技能が高いと思っているので、なるようにしかならんでしょう。この楽観的な性格は母から引き継いだ良いところだと思います。
いくらライフプランを立てようとね、人間死ぬ時は死ぬし、うっかり長生きしちゃうこともあるし。わたしが重視すべきは死ぬ間際に「色々文句言ったけどそこそこ楽しい思い出の方が多い人生だったな」と振り返れる程度に、自分を楽しませてやれるように生活することだなって思ったね。
 
あと、ここ数年やっていることだけど、好きな人には生きているうちに感謝とか好意を伝えておくべきだし、手助けを必要としている友人には自分ができる範囲で助けていこうと思った。これは別に感謝で繋がる良好な人間関係❤️みたいなやわらか思想だけの話じゃなくて、他者を助ける精神的な余裕ってわたしの場合は経済的余裕がある時だけだからです。自分が理想とする善人を演じるためには金が必要。自分のクソさを理解した上でできる限りの善人を演じたいと思っているし、善人を上手くやれた時に大きな満足感があります。世知辛いけど頑張る理由になります。ずっと経済的に自立した人間でありたいよ。これを定期的に自分に言い聞かせないと、個別の理由で経済的な自立を手放した人たちに対してすごい嫉妬を抱えることになる。誰かの人生の選択にケチつけることが人間として大変よくないことだと理解している。
 
いつもにまして支離滅裂だ。何が書きたかったのかわからない。なんでも良いから気分転換にキーボード鳴らしたかった。そうでもしないとやってらんねえよ。よく人生相談に乗ってくれて、仕事でも頼りにしていたチームリーダーの訃報の連絡を受けた朝でした。これからどうなっちゃうんだろうな。