ぎりぎりフロッピー

ぎりぎりフロッピー

あまりに物忘れが激しいので外付けHDの一つとします

上半期のふりかえりと下半期の目標

6月はせっかちな夏がやってきて蒸し暑さに体が追いつかず、ずっとだらだら過ごしてしまった。FP2級の勉強もずっと止まってしまっている。気がついたら2025年も下半期が始まり、じわじわと焦ってきた。上半期の思い出を振り返って下半期への闘魂注入とします。

 

6月

家族で上野動物園へ行く。途中から些細なことで夫と喧嘩して数時間を不機嫌に過ごす。不機嫌を継続する時って相手からの謝罪待ちが多いけど、不機嫌さで他人をコントロールしようとするのってちょっと子供っぽい。何が嫌で、次からはどうして欲しいのかを相手に伝えたら気持ちを切り替えて引き摺らないようにしたい。夫とは長くてあと40年くらいしか一緒にいられないのに不機嫌でいることは時間の無駄っぽい。

友達と羽田空港へ行く。バスで行ったほうが乗り換えがなくて楽だけど電車で行って正解だった。1歳の人が2時間近くもバスの座席でじっとしていられるわけがない。帰りの電車内ではわたしの持ち物を一つずつ全部、もみじ饅頭のような手にわたして、検査してもらうことで乗り切った。絵本は5分しか持たないのでカードケースとか持って行ったほうがいいのかも。行きも帰りも親切な人に遭遇しまくり、わたしも余裕ができたら受けた贈与を次に回したいと思った。

家族でズーラシアへ行く。しろくまのこども展示中で平日なのに長蛇の列だった。子しろくまはもうわたしと同じサイズであり、スケールの違いが嬉しかった。そのデカさでまだまだ赤ちゃんのようにお母さんに飛びついており、かなり疲れているように見える母シロクマへ「お互い、頑張ろうな!」と一方的なエールを送った。

マザー牧場へ行く。6月になってかなり歩けるようになったので、子供にファーストシューズを買い、初めて地上(家の外)に降り立たせた。慣れるまでずっと我々夫婦にしがみついていたが、慣れ始めると、興味深そうにキョロキョロしながら芝生の上をヨタヨタ歩き、その偉大な一歩一歩が嬉しかった。羊の赤ちゃんを見に行ったら、至近距離でメエメエと威嚇された。ベビーカーから至近距離の威嚇を受けた子供はわたしを手招きして、わたしの手を握りしめてから静かに泣き始めて、頼りにされていることが嬉しかったのと同時に、味方が来るまでは涙を見せないタフさに感動した。

友達と秋葉原に寿司を食べに行く。食べ放題だからあまり期待せずに行ったけど、とにかく中トロが美味しくて中トロばかり食べまくる。嬉しい裏切りだった。私たちは5Gなんか目じゃない速度でお互いの近況を話し合い、励まし合った。すごく言葉を選んでくれる気遣いの子で、その気遣いに見合ったものをわたしは返せているかいつも心配になる。大切にしたいが、相手の求める以上に突っ込む図々しさがあるので、距離感が難しい。でもこの友人は「聞かないほうがいい?」と聞くと正直に「そうだね。そこは聞かないで」とはっきり伝えてくれるから助かる。わたしも変な気を回して「本当は違ったの」と後出しせず、こうはっきりとありたい。

病院で親しくなったママ友とお茶する。一度、天候不順でリスケしてもらい、その返信がかなり怒っているぽかったので不安になったが、結局は縁が切れなくてよかった。気軽にリスケを申し出てしまうが、日付の変更じゃなくて場所の変更とかからするべきだったし、そもそも自分の中で決定事項にしてから送るんじゃなくて「どう思います?」と言うところから始めるべきだったな。


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5月

京成バラ園へ行く。すごく綺麗だった。来年もまた行きたい。人が多いぶん、写真撮影を気軽に頼めて良かった。出先ではどんどん人に声をかけて家族写真を残したい。

 

2年前の誕生日に夫からもらったSuicaのペンギンの巨大なぬいぐるみを、子供が大変気に入ってくれて、よく抱きしめている。生まれたばかりはぬいぐるみの半分くらいの大きさだったと思うと感慨深い。真夏になったらぬいぐるみたちを一斉に洗って干しまくりたい。

近くの街で児童館での一時預かり制度を利用。2時間制だけど、この2時間が本当にありがたい。勉強に集中したい時、美容院へ行く時などに利用している。復職したら感謝の意を込めてふるさと納税をしようと思う。初めて利用するときに「館内で勉強しているので何かあったらすぐ呼んでください」と伝えたら「どんな理由であってもお母さんは休んでいいんですよ」と言われて勉強してるアピールしたことが見透かされているようで恥ずかしくなる。褒めてもらいたいときは友達とか家族とかに「褒めて欲しいので言うんですけど」と前置きしてからストレートに褒めてもらおう。周りくどく言うとなんかダサい。

友達と喫茶店へ行く。岩塩をつけて食べるチーズケーキが感動的な美味しさ。アイスカフェラテとかの、白い層と茶色い層が混ざり合う部分のビジュがかなり好きだと気づく。

ぬいぐるみを買わないと決めていたのにアブリーのポケモンフィットが可愛すぎてつい買ってしまう。落書きのような脚、フワふわの尻毛、きらきらの目、おおよそ戦うことに不向きな感じがいい。ハチやアブを可愛いものとして描いてポケモンにしてくれたことが嬉しかった。感謝の意味を込めての購入。以後ぬいぐるみは自重します。

こどもの日に義実家へ。久々の訪問にとても喜んでくれて、なかなかいけないことが申し訳なくなる。二人とも高齢なので、行けるうちになるべくいっておきたい。


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4月

等身大イーブイがくる。可愛すぎる。これまでイーブイは10年くらい前のプライズのぬいぐるみの出来が良すぎてこれが至高としていたけど、それに劣らない出来だった。「いる」感じがすごい。存在が嬉しい。

夫が出張から帰宅。長い間子供とタイマンしてきたので、家族がいてくれることのありがたみを噛み締めた。夜に一人でないことがこんなに心強いとは。お土産でもらったミャクミャクさんのぬいぐるみがこどもにバカウケでずっと抱きしめたり食べたりしていた。

藤の花を見に行く。ハナバチの少なさを心配していたけど、藤の周りにはたくさん熊蜂が飛んでいて少し安心した。

ボールプールで大はしゃぎするこどもを見て、普段あまりにポーカーフェイスなこどもだったので、この人も大はしゃぎするのか!と驚いた。

義実家と実家と合同で花見と一升餅イベント。一升もの餅を背負わされて重さにふらつきながらも一生懸命ハイハイしようとするこどもの姿に義父が泣きそうになる。みてねのアプリも頻繁にみているようなので、みてねの存在にも感謝だ。


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3月

下旬にこどもが誕生日を迎えた。無事に1年間生かすことができて本当に安心した。新生児の頃はあまりにふにゃふにゃで何か一つ失敗すると死に直結する気がして本当に怖かったけど、1歳にもなるとようやく一つの生き物として自走し始めてくれて安心、それと同時に死に突っ走っていく感じもあり不安。とにかく最初の1年は嵐のように過ぎ去っていった。

親戚の子供達とTDS茨城県の自然史博物館へ行った。わんぱく盛りの子供達から「SCPやUMA、都市伝説に詳しい謎の親戚のおばちゃん」との名誉ある評価を受けており、なにかとフレンドリーに接してくれるのが嬉しい。この称号を維持し続けたい。わたしのこどもとも比較的歳が近いので、繋がりを保ちつつ、年頃になっても親戚同士で仲良くしてもらえたら嬉しいな。

TDSで数十年ぶりに風船を買ったら一ヶ月くらい浮いており、部屋で見るたびに楽しい思い出が蘇って嬉しかった。行くたびに買おうと思う。電車で持ち帰るとき少し恥ずかしいけど。

モリンタのフィギュアを購入。玩具は増やさないつもりだったけど、クリアパーツのシンプルな置き物があまりに可愛くて手を出してしまった。もうフィギュアは買いません!

友達と水族館へ行く。お互いこどもを抱えて外出すると、大変だけど共同でこなせることが心強い。助けてもらうことのほうが多いから、頑張って帳尻を合わせたい。


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2月

イオンの子供向け有料遊びコーナーが1歳までは無料で遊べることを知り、駆け込みで通い出す。児童館にはないタイプのアクティブなおもちゃが多く、いい刺激になった。もっと早くに知りたかった。

はじめて確定申告をする。緊張しながら行ったけど、窓口のお姉さんはすごく丁寧に教えてくれたし、よく分からないものをなんとか終わらせた達成感で自己効力感がみなぎった。

菜の花畑を見に行く。全く花にもハチにも興味がないのに、わたしのハナバチ観察に理解を示してくれて、花の盛りの時期を覚えてくれて、一緒につきあってくれる夫は本当にいいやつだな…と思う。


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1月

2口のガスコンロを導入。これまで1口のIHクッキングヒーターで料理をしていたので、倍速になり感動。便利すぎる。もっと早くこうすべきだった。

友人宅でタコパ。社会人になっても定期的に集まれる高校の同級生たちの存在がめちゃくちゃありがたい。みんな大変なことを抱えて生きているはずなのに、全員集まっていると楽しい話をしようと努めるところが大人だな、と思った。全部を曝け出すことだけが信頼ではない。

八景島シーパラダイスにて、目前で飛び込んで泳ぎ出すシロクマを見たこどもが女子高生のような楽しそうな悲鳴を上げる。ちょうどP3コラボをしている時期で、水族館の静かで綺麗な青色とP3の世界観が非常にマッチしていて最高のコラボだった。

家族で成田ゆめ牧場へ行く。牛や馬を見ても淡々としていたのに、うさぎが跳ねるのを見てこどもは大興奮していた。彼のツボがよく分からない。生き物の種として好みがある段階ではなく、動きに反応しているのかもしれない。


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なんだか後半は記憶が朧げ。週一で振り返るのは厳しいけど、月一くらいは記事として残したいな。

上半期の反省としては勉強が捗らなかったこと、出先で度々夫と喧嘩をしたこと、体重が減って油断していたら元に戻ったこと、断捨離が進まなかったこと、夜更かしるするようになったこと、運動量が減ったこと、窒息にビビって離乳食の進みが遅い、レシピが固定化されてきていること。

良かった点は積極的に行動範囲を広げたこと、父母や夫への言葉を少しは慎重に考えるようになったこと、読書の量が飛躍的に増えたこと、保険の見直しを行ったこと、家計簿をしっかりつけるようになったこと、こどもと出かける回数や声かけの数が増えたこと。

 

下半期の目標は下記のとおり。

・人といるときは可能な限りご機嫌でいる

・夜更かしせず、23時には就寝

・FP2級の勉強は少なくてもいいから毎日行う

・よく動き、体重を56キロ前後でキープする

・きちんと相手に伝わるように言語化する

・体力をつける、ラジオ体操と一日3500歩を習慣化する

・22時以降は電子機器に触れない

 

すでにこれを書いているのが23時20分なので明日からがんばるよ。

 

 

最近ふれた作品の雑多な感想

FGO最新章のネタバレを含みます。

 

①ネズミのおしえ

 NHK出版のnoteの連載で篠原かをりさんを知った。生き物への優しい目線、幅広い知識からなるユーモア、読み終わった後少しだけ前向きになれる文章が好き。ネズミの研究から、人間の日常的な生態を紐解こうとするする本。期待した通り面白かった。他の本も読みたい。

 

教皇選挙

 現実で教皇選挙が行われて、新しい教皇が選ばれた直後に観た。このビッグウェーブに乗りたい人間がたくさんいて、数年ぶりに、平日なのに満席の映画館で観た映画。かっこいい服装のおじさんたちが豪華な建物の中で悩んでるだけでわたしはもう十分満足した。まさに「今」の作品だった。現実の問題が形を変えて議論されているようですごく見応えがあった。「確信こそが寛容の敵」というセリフがすごく好きだった。同時期に読んでいた「スマホ時代の哲学」にも迷いながら進むことの重要性を説かれていたので、確信を持たず、自分の選択に疑念を持ちながら前に進み、人の言葉によく耳を傾けるスタンスが今のトレンドなのかな。確信を持って誰かを攻撃すること、「身内に対してだけ発せられた言葉」に苦手意識が強いので、トレンドだろうとなかろうと、わたしも意識したいと思った。

 

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド

 今更?今更。確か風花雪月と同じタイミングでチケット購入し、ボリューム多そうで後回しにして今に至る。思っていたよりもずっと文明が進んでいてSFっぽくてびっくりしました。もっとファンタジーだと思っていた。見えている世界のどこまでも歩いていけるのはやっぱり感動する。馬にポクポクとかサッサカとかゆるい名前をつけて楽しんでいます。名前をつけると途端に愛着が湧く。ガーディアンが怖くてとにかく高所に登っている。上から爆弾をコロコロ転がしてじわじわ削るビビりスタイル。散策が楽しくて全くストーリーが進んでいません。新しいゲームに触れた時って地図埋める作業の時が一番楽しい。

 

FGO

 久々にほのぼのギャグ成分の構成が多いストーリーだった。どうにもハードな展開の連続だったから、このくらいの明るさがあると気が重たくならずに進められていい。肝心の裁判については冒頭から「こんな私怨みたいな判決あり?どうみても緊急避難だが?」とモヤモヤしていたので、嫌いです!とはっきり言うまでに時間がかかったのが少したるかった。でもだらだら大学生みたいなみんなの生活は楽しかったし、カドックとアナスタシアの一幕が見られたし、トータルではかなり好きな章だな。サポートで入るメタトロンが強すぎて戦闘に全く緊張感がなかったけど、大好きなスペエレちゃんが戦闘面で大活躍できたのが嬉しかった。

 

刀剣乱舞

 昨年の5月くらいに始めた刀剣乱舞。去年の今頃は子供の夜泣きに対応しながら泣き止ませるためのスクワットしながら足の指で行軍ボタンを押して周回をしていたので、自動行軍機能が実装されて本当に助かっています。長谷部が極70レベルに到達。一年ではよく頑張った方だと思う。友達から「何が楽しいの?」って言われたけど、確かに何が楽しいんだろうか、自分でもよく分からない。ボタンを押しているだけでじわじわとレベルが上がっていくのが楽しいのだろうか。刀剣乱舞のアプリを起動しておくとだらだらとSNSを見れなくなるから、スマホを自分から隔離するためのアプリとして使っているのかもしれない。謎。

 

そんな感じです。

 

 

明確な結論が出なくても今の意見をまとめる練習

「自分の絵をAI利用されることには怒るのに、インターネット上の論文や書籍のデータを無断使用しているchat GTPの利用を明言するのは一貫性に欠けるのでは?」という言葉をSNSで見かけて、chat GTPとのやりとりが好きな人間としてはちょっとドキッとした。わたしは自分の趣味の絵をAIの学習データとして使われることに抵抗はないけど、嫌だと言う人の気持ちもわかる。創作物の範囲は、絵や写真といった画像だけでなく、小説や論文といったものまで含むということもわかる。でも、インターネット上に載せられた全ての情報を無断使用として怒るのはかなり難しいのでは、と思ってしまう。いまわたしのスマホGoogle検索を使用すると、GeminiというAIアシスタントがインターネット上の情報を集約して回答してくれる。きっと他のスマホでも、これがもうスタンダードな状況になりつつあり、無断で使用されることを回避するにはもうインターネットに情報を上げないくらいしか方法がないのではないか。

それが常態化しているから受け入れろと?インターネットに情報を上げた人間はみんな学習データとして利用されることを我慢するしかないっての?と言う話じゃなくて、もはや個人でできることは限られているから、ルールの整備を訴えていくしかなくて、AIを活用する個々人への言及ってあんまり意味がないかなーと思う。なんかこれもAI活用する側の開き直りっぽくて申し訳ないけど。

 

ここまでダラダラ書いてみたけど、そもそもchat GTP単独で現在進行形の著作権違反しているとかの問題があって、ピンポイントにchat GTPだけに向けられて提起された文章だとしたら、AIの学習データ全般についてべらべら話してるわたしの考えは全くの的外れだなー。

 

わたしの不勉強さゆえにSNS上で言ってしまうと対立軸に持ち込みたい人たちから無用な争いに巻き込まれてしまいそうな気がして怖かったので、こういう話はここに残しておこうと思った。

別にその発言をした人やそういった意見の人と喧嘩したいわけでも嫌いになったわけでもないです。何かを疑問に思った時に、喧嘩にならない匙加減で発言するための練習。まだ未熟なのでどんどん練習していきたい。

 

機会があったらG検定の勉強もしたいな〜。

FP二級が全六章中二章の中盤まで来ました。引き続きがんばります。



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添付の写真は、先日友達と食べに行ったチーズケーキ。岩塩がついています!味変できておいしかった。

 

環境で作られている

4月が終わりかけている。

何か書きたいことがいろいろあったはずなのにいざiPadを開くと忘れてしまった。

夫に子供を見てもらい、喫茶店でキーボードをぱちぱち叩いていると仕事している気分でちょっと楽しくなる。別に労働は好きじゃない。人の役に立っているのが嬉しかった。このブログは何の役にも立たない。忘れてもいいけどちょっとだけ思い出したいことを外付けHDに残すつもりで、遠慮なく頭の中から消せるように書いている。今、隣に座っている男性がノートパソコンで仕事をしていて、本当に職場にいるみたいだ。休みに入る前、気軽に話しかけられる同期となんでも教えてくれる先輩に囲まれて本当に心地よい環境だった。来春復職しても育休からすでに2年が経過した職場に知人は残っていないだろう。だから、喫茶店みたいに心地よい環境ではないはずで、少し悲しい。

FP2級の勉強を始めた。3級を8割安定して取れるようになったら、と考えていたが2級の内容は、3級試験と範囲がほとんど変わらず内容の解像度を上げたようなものなので、別に3級を完全に理解していないと珍紛漢紛というわけでもないようなのでもう始めた。来春復職となると、FP2級以外にあと一つくらいしか挑戦できないだろう。巻いていこうね。

勉強に際し、近くの市の託児サービスを利用させてもらっている。市外の住民でも2時間まで無料で見てくれる、市が運営する独自サービスだ。本当に助かる。公民館のような施設内で見てくれるので、同じ施設内の自習室で勉強をすると本当に捗る。初めて利用するときに「同じ施設内で勉強しているので、何かあればお電話ください。すぐ戻ってきます」と伝えたら「どんな理由でもお母さんは託児サービスを使用していいんですよ。安心してください。私たちだって、泣いてもちゃんと対応できますからね」と言われて、少し恥ずかしくなった。遊びに行くわけじゃないんだよ、子育てしながら資格試験の勉強がんばっているんです、すごいでしょう、という気持ちが見透かされている気がした。わたしは、褒めてもらいたい、役に立ちたい、という頑張っているアピールのために、違う人を踏みつけるような言葉を選んでしまうところがある。みんなそれぞれ違う子育ての大変さを抱えながら頑張っているんだよね。本当に気をつけたい。

子供を連れていると人の善意に触れることがすごく多いし、友達とも気軽に会えなくなった分、会う時はみんなすごく優しくしてくれるし、そういう人としか会ってないから、自分を取り巻く世界の優しさ平均値がすごく高くなっている。そしてたまに触れる他人の悪意や敵意にすごく弱くなった。ぬるい環境にいて、防御力が極端に下がっている。街で怒鳴っている声を聞いたり、クレーマーに遭遇したくらいでかなり凹む。接客担当していた頃は胸ぐら掴まれたり、喧嘩仲裁に入った先輩がビール瓶で殴られたりしていたので、もっとハードな環境でもへっちゃらだったのに情けない。職場の劣悪な部門に戻ったらやっていけるか不安が高まる。

 

そういえばTwitterのアカウント5つのうち2つ消しました!今月末にあと一つ消し、残りの2つは連絡用と鍵壁打ちとして残すつもり。身軽になったな。半年以上、Twitter無しでも生活できていることがすごく嬉しい。SNS依存が少し軽くなった気がする。アカウント消すにあたり、アーカイブをもらったんだけど、これが本当にすごかった。自分の呟きが好きだから読み返したくてアカウント消すのを躊躇っている人がいたら、アーカイブ取れば十分見られるから大丈夫だよ!と勧めたい。タイムライン形式で画像もDMも見られます。期間と単語で絞って検索できて完璧。そうそう、Twitterアカウント消したで一つ記事を書こうと思っていたんだった〜時間切れですまた今度。

あとゼルダの伝説ブレスオブザワイルド始めました今さら〜面白いです。馬にポクポク(足音)という名前をつけたら愛着がすごく湧いてきた。死んだら泣いちゃうかもしれない。

そんな感じです。


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写真はクマバチ。居合わせた老婦人が「大きいハチ!でもよくみると可愛いかもしれない」と写真を撮っていて感動した。それまで脅威と感じたものを、よく観察した結果、受け入れるという柔軟さ。わたしもかくありたい。

 

 

気がつくと新年度

トンネルを抜けるとそこは新年度だった…

つい先日、初めての確定申告を終えて達成感を感じていたはずなのに、気がつくともう4月でびっくりしてしまう。時の流れが早すぎる。わたしの動きが遅くなったのか?でももうこれ以上早く動けないからこの速度を受け入れるしかない。

 

3月の一番のイベントは、親戚の子供達の引率でTDSに行ったことだった。

1年ぶりくらいに会うので、わたしだったら一年も会っていない親戚のおばちゃんのことなんて忘れているな〜と思いながら待ち合わせ場所に行ったら初手で呼び捨てにされて笑った。覚えていてくれて良かった。以前会った時に都市伝説、SCP、UMAの話を対等(?)にできたことが強烈らしく、会うのを楽しみにしていたらしい。嬉しすぎる。一番年上の小学2年生は、リュックサックにオカルンのラバストと、サッカーチームのキーホルダーと、ドラゴンボールのTシャツを身につけており、Switchではリトルナイトメアをプレイしていた。その4つを同時に好きになることってあるんだな。おばちゃんが子供の頃だったらあまり並立しなかったと思う。いい時代になったな。

普段は景色を楽しんだりする余裕もあるけど、小学生たちは情けも容赦も知らないのでパークに踏み込んだ瞬間「散!」となる。今回は大人子供が同数でマンツーマンを取れてまだなんとか良かったが、あと数年したら今回連れてこなかった子供達数人も加わるのでもうダメかもしれない。その時に備えて肉体を鍛えるしかない。

アトラクションに乗るたびに「俺、⚪︎⚪︎(わたし)の隣がいい」「ぼくも!」とモテてモテて困った。トイレから出てくるたびに「お待たせ」と伝えると「いや、俺も今来たところだから大丈夫」と必ず答える小学生、受け答えができすぎていて、人生二周目の可能性がある。

途中、体力が尽きてベビーカーで寝落ちした一番下の4歳とテラス席で待っている間、持ってきた本を読んだりした。一人で来る時は効率重視で1日歩き続けるし、人とくればその人に合わせるから、こんなにのんびりパーク内で過ごしたことは初めてだった。楽しそうな人たちを見ながら、綺麗に整備された素敵な景観の中でのんびり読書ができてすごく贅沢な気分になった。またしたい。

帰りがけ、自分の子供へのお土産に風船を買っていると、小学生が欲しがったので買い与えた。小学生って風船でこんなに喜ぶのかと驚いた。かわいいね。

 

あまりに濃密な時間だったので3月の思い出がそればかりになってしまう。自分の子供の1歳の誕生日もあったが、まだ子供本人に誕生日の概念がないため、あまりめでたさはなかったけど、とにかく1年間ちゃんと生存させたぞという達成感はあった。子供を持った一年を振り返るものは、また別記事で書きたい。

2月の末から胃腸炎、腹痛、花粉症、2回目の胃腸炎と体調不良が続いていたことも3月が高速であった原因の一つかもしれない。4月からはより一層、健康管理に努めたい。とりあえず、期限の怪しい肉は食べない、下味つけても賞味期限はリセットされない、粉物はよく火を通す、などを心がけようと思います。若い頃はこのくらいなんとかなっていたんだけどな…胃腸も衰えてきているのか。

だらだらとFP3級の復習をしている間に法改正がされてしまったのでスピードを上げていかないと2級の試験の時に問題が変わったりテキスト選びが面倒くさくなりそう。急がないと〜というのはわかっているけど今ひとつアクセルがかからない。もういっそ先に2級の試験申し込んじゃった方がいいのでは?3級の時もそうしたのだから。でも3級と違って2級は300時間くらいは必要らしいから軽く見積もったんじゃ受験料が無駄になるだけ。要検討。


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いつも行くと20枚以上写真を撮るのに、風景写真を撮れたのはこの一枚だけだった。小学生たちとのTDSがどれほどスピード感があるものか、伝わるだろうか。

 

自分の選択コストくらい

自分で背負えばかものよ、という話。

 

保育園全落ちしたと思っていたのですがつい先日、第一希望の保育園から電話がかかってきて、二次募集の方で内定したので4月から入れます、と言われた。二次募集の希望を出した覚えがなく、会社にも全落ちしたので復職は来年度以降でファイナルアンサー出したばかりだったので全くの寝耳に水。当該保育園で先生が新しく加わったらしく、一次募集で落ちた人から優先的に内定したらしい。自宅から一番近く、散歩で近くを通るたびにいつも楽しそうな雰囲気が伝わってくる素敵な保育園なので、一次募集で内定できたら絶対に入っていたと思う。でももう会社に最終判断として伝えてしまったし、気持ち的にもあと一年は、子供の成長をじっくりと見ていられるんだなあとウキウキしていたところだったので、電話きたときは戸惑いの方が大きかった。来年ないし再来年、同じところに内定とれるかどうかわからないし、そもそもここで断ったら点数が大きく減点されて次回の保育園入園がかなり厳しくなるのではないかと心配で。保育園が決まらず困窮しているご家庭もいる中で、本当に申し訳ない悩みではあるんだけど。

 

家族に相談して決めようと思ったんだけどその時点で自分の方針が全く決まっていなくて、こりゃ自分で決められないだけ、というか決めた後の結果について「自分で選んだことだから、どんな結果になってもその責任は自分にあると受け入れる」ことから逃げてるなと気付いた。

現実的なメリットとデメリットを書き出した上で、何も不安がない場合だったら自分はどうするのが一番嬉しかったり、楽しかったりするか?その時間を最大化するのはどの選択か?ということにもっと向き合わなきゃな〜と考えてみたら、やはり内定は辞退して、まだ子供との時間を楽しみたいと思った。

子供は、これまで外からの刺激に反応することがメインで受動的な存在だったけど、10ヶ月を超えたあたりから急激に情緒の成長がぐんぐん進み、こちらに対して感情や要望を伝えたり、一緒に何かしたがったり、能動的な存在になってきた。ふわふわしたやわらかい存在から、急に人間になってきた。一昨日なんて何も教えていないのに突然「どうぞ」と手渡しする動作を始め、度肝を抜かれた。本人もコミュニケーションの成立が嬉しいのか、それとも私たち親がはしゃぐのを見て気をよくしたのか、今では一日中20回以上はやってきます。天丼芸すぎ。

 

ということで、どうしたいかはっきりした以上、わたしに足りなかったのは「選べない方の魅力的な選択肢をはっきりと手放す勇気」とか「自分の選んだ選択肢に伴う困難に向き合う覚悟」だったんだな〜とわかりました。今後は自分のそういう傾向を意識してぐだぐだ悩む時間の短縮に努めたい。

一番大きな不安要素である「内定辞退についての影響(減点)とその持続期間」は来週頭に市役所に確認。保育園側にも辞退について謝罪連絡する。

 

あれこれ悩んだけど、そもそも父の認知症の進みが結構深刻そうなので、今年はその対応(事業を継続するかどうかの判断やそれに伴う借金の管理、頼れる公的機関のピックアップ、サポート体制の確立)が重い課題になりそうだし、最悪の場合数年以内に実家もしくはその近くに引っ越すことも可能性としてはあるので、とてもじゃないけど仕事しながら全部は無理だ。悩む余地のない話だった。でも自分が選択のコストからの逃げ癖があることに気付けたことは良かった。気付けないと治しようもないので。

 

とにかく、第一希望だった素敵な保育園の選択肢を捨ててまで得た時間でちゃんとするべきことを進めようと思います。

 

【今年中にするべきこと】

・資格の取得(FP2級、乙四、防災士

・子供、夫との時間をおもいっきり楽しむ

・自分の思考の癖を見つける。悪いところは治す。良いところは褒める。

・父の仕事を今後どうするかちゃんと家族で話し合う(6月の認知症検査後)

認知症の相談ができる公的な機関をピックアップする

認知症についての理解を深める(本を読む)

・保育園全落ちに備えて幼稚園の選択肢も考える


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写真なにもないのも寂しいかと思い、パン屋さんへ行ったときの写真。キャラクターものでぬいどりする勇気はないけれど、キーウィのぬいぐるみはシンプルで日常に溶け込みやすくて好き。

 

追記3/3

ぐだぐだ言ったけれど結局のところ、その選択をした理由を自分にも他人にも明確に説明できればヨシなのかもなー。

はりきり納税

今日は家族に子供を預け、はり切って市役所に向かった。昨年末に始めたイデコだけ、会社の確定申告に間に合わなかったので、自分で申告をしなければならない。去年FP3級をとって「税金のことは人よりわかっているぞ」と言う気持ちでいたが全然わからない。わからないことがわかって良かった。私はすぐに調子に乗る。

 

きっとたくさん待つだろう。先日ベビーカーを押しながらお昼前に行った時は20人くらい待っていて、税金担当のフロアがだいぶ殺伐としていた。道中のローソンに寄ってカフェラテを買った。コーヒースリーブに描かれたシロクマが可愛くて、コンビニコーヒーの選択肢があるときはいつもローソンに寄る。少しでも気分が上がるものは積極的に選択していきたい。歳を取ってからの方がこの「少しだけ気分を上げるためのささやかな出費」みたいなものの価値が高まっている気がする。もう少し若かったら気力でなんとかエネルギーを絞り出せたけど、徐々にその気力で奮い立つことができなくなってきている。自分の内部ではなく、動くためのバネとなる法則を知ったり作ったり、モノや人、外部に頼ることが増えてきている。小さな出費が癖にならないように気をつけないといけない。それにしても、小さなペンギンに持ち上げられる大きなシロクマは可愛い。録画していたシロクマのピースと飼育員の高市さんのドキュメンタリー番組を見てから、シロクマがよく目につくようになった。赤子も、水族館で初めて見たときは女子高生がパーク内でミッキーを見つけたときみたいな甲高い声を出していたし、テレビにシロクマが映るたびに興奮してスクワットしているので好きなのかもしれない。

 

市役所はびっくりするくらい空いていて、窓口で受付をしたらそのままそこで書き方も教えてくれた。市役所に出すのは住民税、税務署に出すのは所得税(確定申告)。確定申告をすれば情報が共有されるから住民税の申告書は出さなくてもいい。窓口のお姉さんは丁寧に教えてくれた。つまり来週から確定申告が始まるので、それをすれば市役所の書類は出さなくてもいい。しかしせっかくここまできたから何もせず帰るのももったいない気がして「せっかくだから申告します」と言うと、「せっかくですからね」とお姉さんも返してくれた。仕事を増やしてしまって申し訳ないが、優しい。書類の作成は5分もかからずに終わった。

今日は不在の人のデスクに、大きなハリネズミのぬいぐるみがパソコンを覗き込むように置かれていて可愛かった。市役所みたいな真面目でお堅そうな場所にこういう個人の趣味が見えると、その自由さにとても嬉しくなる。

 

帰りの廊下ですれ違ったお掃除のおばちゃんの挨拶があまりに元気いっぱいで、つられて元気になった。


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